つわりの改善
最初に
妊娠したとわかった喜びもつかの間、妊婦さんには6週頃からつわりが始まります。
14週前後で治まる場合がほとんどですが、中には出産直前まで続く人もいらっしゃいます。
つわりは赤ちゃんの生命反応で病気ではありませんが、ひどい方は水も飲めず脱水症状で入院される方、体重が5kgもやせる方もいます。
あの気持ちの悪さ、吐き気はとても辛いものです。
お薬の使えないこの妊娠初期、日常生活を営めるように鍼灸治療でつわりを軽減してしていただけたらいいなあと思います。
つわりの原因
つわりになる6~13週と赤ちゃんが胎盤を形成する時期が一致することから、胎盤形成に関わるホルモンhCG(絨毛性ゴナドトロピン)が関係しているといわれています。
10週頃がつわりのピークになります。
つわりがあることは胎盤形成が順調に進んでいるということ。生命力のある赤ちゃんを授かった証です。
つわりの症状
いろいろな症状があり様々です。
・ご飯を炊いていると気持ち悪くなる人、
・パソコンの画面を見ていると気持ち悪くなる人、
・乗り物に乗ると気持ち悪くなる人、
・空腹になると気持ち悪くなり、少し食べると気持ちが落ち着く人、
・常時吐き気がして水も飲めない人、
・よだれが過多になる人
つわりがまったく出ない人も軽くすむ人もいます。
働いている人より、専業主婦の方が強く出る傾向があり、何かに集中していると紛れやすいようです。
ととろの森のつわり治療
腕の内側、内関穴に反応が出ている方が多く。
また肩、背中の凝りを弛めていきます。
また、気が上がりやすい(上実下虚)の方には、気を下げやすくしていきます。
腹部へ鍼灸はしません。
足の三陰交穴にも妊娠初期には治療しませんので安全です。
早産傾向の人を安定化させる治療にもなります。
つわりが特にひどい方には置き針(刺さらない小さく痛くない針)をシールで貼ったままお帰りいただいています。
針を付けたまま帰るのは嫌だわという方には小豆やシソの種を付けてお帰りいただいています。
食べ物と服装に注意
つわりのときはさっぱりしたものが食べたくなるのものですが、
サイダーなど冷たい飲みものは上実下虚(上半身が暑く下半身に力がなく、冷えている状態)にしやすく、さらにつわりをひどくします。
温かいスープ、味噌汁をおすすめいたします。
どうしても冷たいものが
取りたいときは冷凍庫の氷を1つずつ、口の中で完全に溶かして温めてから飲み込みましょう。
また下半身を冷やさないように夏でもスパッツ、レギンスをはいて靴下をはいて足を冷やさないようにしましょう。
下半身を温めれば熱は上がらなくなります。
大切なことなのでよろしくお願い致します。
食べつわりの方へ
食べつわりの方はいつも食べていると気持ちが落ち着くので、食べ過ぎて体重コントロールが難しくなります。
食べるものは梅干しのおにぎりがベストです。
パン、お菓子など小麦粉のものは腹持ちが悪くまた身体を冷やします。気を付けましょう。
ととろの森からのメッセージ
つわりは病気ではなく新しい命のサインです。胎児はわずか8週で身長8cm、心臓、目、たいはんの臓器、小さい小さい手の5本の指も出来上がります。
お母さん、赤ちゃんの急速な成長の時期だから無理をしないでというメッセージではないでしょうか。
素直にパートナーに頼んで甘えてみましょう。
また、喧嘩もしないでくださいね。
つわりはひどいけれど、我が家に赤ちゃんを授かったことに感謝です。
日常生活ができれば善しとしましょう。
推薦をいただきました
日々進化する治療スキル、誠実で気さくな人柄の先生
丹波耳鼻咽喉科院長 医学博士 丹波さ織先生
小林先生には11年前から私自身の身体のメンテナンスを月1回お願いしています。先生は鍼灸東洋医学の知識だけでなく最近の患者さんの生活スタイルの変化に対応して治療方法を変えられ、常に情報収集しながら研鑽し進化し続けておられます。私も小林先生から新しい情報を頂くこともあります。
誠実でありながら気さくな先生で、治療中にはいろいろな話をしているうちに、気持ちの良さにいつの間にか眠ってしまうことが多く、治療が終わったときには身体がすっきりしています。
日常生活の改善点なども教えて頂けるのですが、私のように忙しい人間にはそれなりにできる方法をアドバイスしていただける、いろんな切り口をお持ちな先生で信頼しています。
身体のことで悩んだときには是非ととろの森の先生に相談してみて下さい。必ず何らかの解決方法を見つけていただけると思いますので心より推薦致します。
妊婦さんの悩みは小林先生に相談してみて下さい!
さくらバ一ス助産院院長 助産師 勝俣喜代子先生
小林先生は妊婦さんの悩みを解決するプロフェッショナルです。
助産院では妊婦さんが健康な状態、トラブルのない状態でないと出産することが出来ません。
そのため、妊婦さんが逆子になった場合など、
特に、逆子としては少し遅い32~33週の逆子治しもお願いできること。
40週予定日を過ぎでも陣痛が付きそうもないとき、陣痛付けの治療もお願いできるくらい、確かな技術をお持ちです。
難しい症状にも最後まで諦めずやり抜く情熱を持ちながら、決して無理をしない慎重さがあるので、安心してお任せできます。
まさに「頼れる鍼灸院」。
とてもナイーヴになりがちな妊婦さんを、とても優しく寄り添い励まして頂けます。
普通、妊娠中のトラブルになったことをマイナスに考えがちですが、妊婦さんの身体作りと心の準備、赤ちゃんの成長をトータルで考えて、安産に導いて頂けます。
逆子はもちろん、妊婦さんのトラブルのときは、ぜひ小林先生に相談してみて下さい。心から小林先生と「ととろの森鍼灸治療」を推薦させていただきます。
つわり改善の料金
つわり改善治療 初回 16,000円(初診料4,000円含む)
2〜10回目12,000円(14週まで)
15週以降は安産のための治療になります。1回12,000円
貴女の辛さを喜びに変えるお手伝いをしたいと思います。
貴女の大切なお時間をください。
ととろの森鍼灸治療室 小林規智子