先週32週の逆子のマタニティーさんが
ととろの森鍼灸治療室にいらっしゃいました。
鍼灸院の夏の季語になりつつある
「逆子さん」です。
夏の冷房が強い職場で働いている
妊婦さんには辛い季節です。
足が冷えると下半身の血流が悪くなり
子宮の張りが強くなります。
この状態を東洋医学では
「寒邪」が入ったといいますが、
この寒邪は一度入ると簡単には
取れなくなりますので
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真冬並みの寒さ対策が必要になります。
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気を付けてくださいね。
ウェーブでは
逆子治しのお灸には三陰交と至陰のツボに
市販のせんねん灸をすえて治す方法が、
多く紹介されていですが
28週からお灸をすえる場合と
33週からお灸をすえる場合では
時間的なゆとりを考えた治療が必要です。
しかし28週でも冷えのある場合は
時間的な余裕はありません。
赤ちゃんの大きい場合と小さい場合
羊水の量の多い場合と少ない場合も
考慮しなければなりません。
赤ちゃんの足の位置によっても
治療の仕方を変えた方が良いでしょう。
ご自分でお灸を3日間すえても、
胎動が大きくなる気配がない場合などは
ご自分で治すには何か難しい原因が
ある逆子さんかもしれませんから、
早目に鍼灸院にご相談ください。
ご自分で治せる範囲の逆子なのか
判断してもらい、
どのようにお灸をしたらいいか?
どのくらいお灸をしたらいいか?
日常生活の中での注意点などを教えて
もらいましょう。
鍼灸院で治療計画を立ててもらいましょう。
自宅でのお灸と専門家の治療を併用して
早目に治療を始めれば80%の逆子さんは
治ると思います。
逆子を治すことが安産の第一歩です。
頑張っていきましょう。
ととろの森鍼灸治療室