こんにちは!ととろの森鍼灸治療室の小林です。
さて今回のお話のテーマは・・・
【逆子治し単殿位30週まで】
今日の逆子さんは膝が伸びている単殿位35週1日、
お尻が骨盤にはまっている逆子さんでした。
推定体重2200グラム。
赤ちゃんの足の蹴りはあるけれども、膝が伸びている状態なので、
足の蹴りが有効に働かない状態ですね。
ととろの森に来た時には、
足を触ると太ももが冷たい。仕事はパソコン業務で、ずっと座りっぱなしのことが多い。
肩こりと腰痛があり、寝るのが毎日12時、寝ても目覚めことが多い。
典型的な「冷え」と「ママの疲れ」で赤ちゃんが動けないうちに、
赤ちゃんが成長し、膝が伸びたまま固定されて、逆子から返れなくなった赤ちゃんでした。
産科医からは「赤ちゃん戻るから心配ないから、右を向いて寝るように」と指導を頂いて 29週からずっと逆子。。。
29週からずっと単殿位で検診のたびに赤ちゃんの向きが右→左→右と変わったそうで、
現在右向きと言われたそうです。
確かに、逆子のほとんどは戻るんですが・・・
単殿位の場合は少し気を付けて!お尻がはまる前に返ってほしい〜
29週の時、ママの疲れを取れたら、簡単に足を曲げたのに、簡単に治ったのですが・・・
赤ちゃん?からママパパへの宿題かなあ
妊娠出産を思い出にするためのプレゼントかなあ?
逆子治しの対処方法はやはり、腹帯と逆子体操。
30週位までは空間が広いので、頭の重さだけでも割と返ります。
30週以降になると、膝が伸びていると骨盤にお尻がはまってくるので返りにくくなります。
その場合はママが上向きのままの膝を曲げて立てて、
パパの膝にママの膝を引っ掛けて、
ほぼ逆さまのような状態。45度の角度で100〜200回優しく振ってもらいましょう。
あくまでも優しくですよ。
無理してガンガン降らないでください。
赤ちゃんのお尻が少しでも胸のほうに上がってくればお尻が骨盤から外れたことになります。
そのあと、頭のある方を下にして、暫く寝てください。頭の重さでくると返ります。
30週6日まではこれで行けると思います。
だから、逆子ですと言われたとき、赤ちゃんの位置、格好を把握することとても大切になります。
次回は31週以降の単殿位の逆子さんについて解説しますね。
皆さんの出産が幸せでありますように。
小林規智子
素敵なお花を飾りました。
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